こんばんは、店長の高木です。
本格的にエアコンを使う前にクリーニングのご依頼が急増しています。
エアコンのクリーニングをご依頼されるお客様の中には、店員さんから「お掃除機能が付いているからクリーニングは不要ですよ」や「店員に強く勧められて買ったけど・・お掃除機能って本当に必要な機能なの?」とお掃除機能エアコンについてのご質問を多くいただきます。
家電量販店の店員さんはカタログ情報をもとにセールスしているだけなので、実際の機能や内部のメカニック的なことはほとんど理解していません。中には専門知識や経験者(取り付け、クリーニング)もいるようですが、アルバイトや派遣社員も多く、分かっていない人も数多くいます。
果たして実際のところはどうなのでしょうか?
これまで各メーカー、数多くのエアコンを分解クリーニングしてきた経験からお掃除機能エアコンについて本当のことをお話させていただきたいと思います。
エアコン選びで迷われている方の少しでもお役に立てれば幸いです。
最後におすすめのエアコンメーカーもご紹介していますので気になる方は最後までご覧ください♪
エアコンのお掃除機能は本当に必要なの?
結論から言うと、答えは「NO」です。
お掃除機能(フィルター自動掃除機能)はいりません。
家電量販店に行くと、店員さんが「こちらのエアコンは自動で掃除してくれるので・・」とやたら自動を強調してセールスしてきますが、自動でお掃除してくれるのは「フィルター部分」だけです。
エアコンにお掃除機能がついていても、フィルター部分だけの掃除となりますのでエアコン内部は汚れてきますしカビも発生します。
エアコンの効きや匂いの原因は、熱交換器(アルミフィン)、送風ファン(シロッコファン)についた汚れとなります。つまり、お掃除機能の有無に関わらずエアコンは汚れると言うことです。日立エアコンにシロッコファンの自動清掃機能がついたモデルもありますが、残念ながら機能を果たしていません。
どのお掃除機能付きエアコンも定期的なエアコンクリーニングは必要となります!
お掃除機能エアコンが良いと言われる理由は?なぜ選ぶのか?
フィルター自動掃除機能(AIロボット)が搭載されているのは主に上位モデルです。
そのため、カタログや販売店員さんの説明、価格帯から「お掃除機能付きエアコン=高機能」というイメージを持たれる方が多いようです。逆にノーマル(お掃除機能なし)エアコンだと価格も安く、信頼性や寿命において不安に思う方もいらっしゃいます。
でも実際はまったく逆で、掃除機能(ロボット)など余計なモーターやセンサーがあることで故障しやすく寿命も短くなります。
ハイスペック(上位モデル)に位置付けされるお掃除機能付きエアコンですが、ノーマルエアコンと比較しても能力(効き)には関係なく、お掃除機能付きだから良く冷えるということはありません。
●自動掃除機能はフィルター部分だけ
自動掃除機能といっても自動でお掃除するのは「フィルター部分」だけです。※ダイキン
しかもブラシでフィルター表面を軽く撫でる程度です。(どのメーカーも同じレベルです)
上の写真は自動で掃除を繰り返した状態です。表面の大きなホコリは取れても細かな埃はフィルターに付着しています。取り外したフィルターを手洗いした写真を見ると、違い(汚れている)がよく分かります。
自動掃除機能によって掻き集められたホコリは内部のダストボックスに溜まっていきますので定期的に捨てる必要があります。
※一部の機種は屋外へ排出する機種もありますが、タービン内に埃が詰まったりする別の問題が起こります
結局、自動機能とはいえ、ご自身で定期的にフィルターやダストボックスを外して手入れしなければならないということです。
これはメーカーの取扱説明書にもきちんと書かれています。
自動掃除といっても簡単なホコリを集める程度で、しかも定期的にフィルターやダストボックスの手入れも必要となると、お掃除機能って一体何?必要?と思いますよね。。
●自動掃除機能エアコンは電気代がかかる
エアコンを使っていない時でも自動でフィルター掃除機能が働くため、電気代がかかります。電気代の高騰が続く現代には向いていないですね。
●見た目が大きく圧迫感がある
お掃除機能(ロボット)が搭載されているため、ノーマルエアコンと比べて見た目も大きくなります。
●エアコンクリーニング費用が高い
近年のお掃除機能付きエアコンはAI機能が搭載されていたり、非常に複雑に作られています。そのため、当然クリーニング費用も高額になります。
安く購入したつもりのエアコンでもクリーニング代などランニングコストの負担は大きく、台数も多ければさらに費用がかかります。
●設置状況によっては分解できない場合がある
エアコンクリーニングをする際、必ずお掃除ユニットを取り外してからクリーニングを行います。機種にもよりますが、お掃除ユニットの配線(電子基盤)が右側にある機種の場合、壁との距離(5センチ以下)が近いと配線コネクタを外すことができないためクリーニングができない可能性があります。また、天井との距離が近いとお掃除ユニットを取り出せない場合もあります。
スタンダードエアコンの場合は、設置状況は関係ありません。
●高価なのに故障しやすく短命
高い買い物だったから長持ちしてほしいと思うのは当然です。しかし、機能が複雑になればなるほど機械というのは壊れやすく故障するリスクも高くなります。
写真はお掃除ユニット(ロボット)のセンサー部分です。※日立白くまくん
お掃除機能エアコンには、このような細かなセンサーがついており、そこに埃が溜まると接触不良やを起こし故障、エラーに繋がる可能性があります。
残念ながらお掃除機能付きエアコンのメリットはありません。
一つだけ言うと、大きな声では言えませんがクリーニング費用が高いので儲かります。
でも、高性能といいながらあまりにもデメリットの方が多いので、こうしてブログに書いたり、買い替え予定の方やご相談を受けた場合には正直にノーマルエアコンをおすすめしています。
私に限らずエアコンの取り付けやクリーニングに携わっている方で、お掃除機能付きエアコンをつけている方はあまりいません。
お掃除機能はデメリットの方が多いことを分かっているからです。もちろん、我が家のエアコンもすべてノーマルです。
エアコンを買い替え予定の方は必見!?お掃除のプロがおすすめするエアコンメーカーはコレ!
数多くのエアコンメーカーがある中で、私がおすすめするエアコンは「三菱」です。
三菱エアコンといえば霧ヶ峰、皆さんもCMなどで一度は聞いたことがあると思います。
その理由として、スペックに関わらず「Made in Japan 日本製」だからです。
他社メーカーにも日本製のものもありますが、そのほとんどは最上位モデルなどの一部です。
日本製ということもあり、三菱エアコンは全体的にしっかりと作られています。
エアコンクリーニングの際のトラブルも非常に少なく、安心して取り扱いできます。
賃貸物件に備え付けられているエアコンに三菱が多いものトラブルが少ない理由からだと思います。
エアコン買うなら三菱がおすすめです。
三菱電機ホームページ(霧ヶ峰はすべて日本製)↓
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/special/kirigamine-quality/japan/
エアコンは定期的にクリーニングが必要!エアコンクリーニングなら埼玉のダイキチにお任せください!
当店では年間数多くのメーカー、機種のクリーニングを行っています。
エアコンはプロにより定期的なクリーニングが必要です。ご自身では分解はしないようお願いします。市販の洗浄スプレーを使うと、発火など火災に繋がる恐れがありますので絶対に使用しないでください。
エアコンクリーニングのタイミングについて
人の出入りが多いリビングや使用頻度の多いエアコンを基準に2年に一度のクリーニングをおすすめします。
使用していないエアコンも害虫の住処となっている可能性もありますので、汚れに関わらず3〜4年に一度はクリーニングを検討しましょう。
エアコンクリーニングについて詳しくはこちら▼
https://daikichi-life.com/service/airconditioner/
営業電話が多いため、なるべくお問合せフォーム、またはLINEからご連絡いただきますようお願いいたします。
お問合わせにつきましては、お掃除機能付きの場合は写真(設置状況がわかる写真含めて)数枚があると回答がスムーズです。
LINEですと写真の送信も簡単ですので、ご利用の方はLINEがおすすめです。
ダイキチ公式LINEをご用意していますので、この機会に是非登録してご利用ください♪
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お電話の場合は0120-707-261まで
お電話には出れないことが多いため、なるべくお問合せフォーム、LINEにてご連絡をお願いします。
営業電話が多いため、折り返し電話はしておりません(留守電を除く)
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