エアコンクリーニング

温暖化の影響により、年々季節の寒暖差が激しくなってきています。とくに夏場は35℃以上の猛暑が連日のように続き、エアコンが無いと体への負担や生活に支障が出るほどで、エアコンは今や生命維持装置のような存在です。
毎年フルパワーで使用しているエアコン内部は当然汚れています。エアコンの空気を取り込む力は掃除機の6倍~7倍と言われ、1シーズン使用しただけでもエアコン内部はホコリや雑菌、カビだらけの状態です。
エアコンクリーニングすることでエアコンを清潔に保ち、冷暖房効率を上げて省エネ・節電にも繋がります。
エアコンの本格シーズンを迎える前にエアコンクリーニングをしましょう!

このような症状があればエアコンクリーニングをご検討ください

エアコンをつけるとカビ臭い

エアコンは室内の空気を取り込んで温度を調節し、それを再び室内へ放出しています。その際、ホコリやチリも吸い込んでいるので徐々に汚れが内部に溜まり、そこにカビが繁殖することで臭いの原因になります。

エアコンの効きが悪くなった

熱交換器(アルミフィン)などにホコリがついていると、空気の流れが悪くなり熱交換効率も低下します。ご自身でできるエアコンのお手入れはフィルタ―までですが、定期的にフィルターをお掃除するだけでも一定の効果があります。それでも改善されないようでしたらエアコンクリーニングをおすすめします。

送風口から斑点状の汚れが見える

送風口から見える斑点状の正体は「カビ」です。カビが発生する主な原因は温度(気温)、湿度、栄養です。カビの繁殖はエアコン内部に溜まったホコリを栄養源(エサ)に、気温と湿度が上昇する時期、つまり夏場のエアコン(冷房使用時)に起こりやすくなります。風向板(ルーバー)、送風ファンにカビが付着しているということは内部も汚れおり、いくら綿棒やタオルで見える部分だけをお掃除してもカビはすぐに付着します。見た目の不快感を何とかしたい気持ちは分かりますが、パーツを破損させてしまう可能性もありますのでクリーニングをおすすめします。

エアコンをつけるとくしゃみや咳が出る

外出しているときは何ともないのに、部屋のエアコンをつけるとなんだか鼻がムズムズしてくしゃみや咳が止まらない。もしかすると、くしゃみや咳の原因はエアコン内部のカビが原因で起こるアレルギー症状かもしれません。もし、咳が長引くような症状が起きているようであればトリコスポロンと呼ばれる真菌が放出する胞子を吸い込むことで発症する「過敏性肺炎」の可能性があります。まずはお近くの医療機関で診察・検査を受けていただくことをおすすめします。                       コロナ以降、呼吸器への影響が心配で予防クリーニングをされる方も多くなっています。喘息やアレルギー疾患、アトピー性皮膚炎のある方は汚れに関わらず、定期的に予防クリーニングをおすすめします。

ホコリや水滴が飛んでくる

フィルタ―や熱交換器(アルミフィン)などがホコリで目詰まりしていると空気の流れが悪くなります。空気の流れが悪くなると、熱交換器に空気がとどまるため過剰に冷やされてしまいます。過剰に冷やされると、エアコン内部のいたるところで結露が発生します。その結露が送風ファンによって吹き出し口から飛んでくるのです。

エアコン掃除は自分でやらない!市販の洗浄スプレーで故障や火災になるケースも

最近は、SNSや動画で素人向けにエアコンの分解方法などが紹介されていますが、エアコンの分解清掃は正しい知識と専用機材・洗剤を使用しないと綺麗にすることはできません。市販のエアコン洗浄スプレーは故障や火災に繋がる危険がありますので使用するのはやめましょう。

なぜ市販の洗浄スプレーはダメなのか?

エアコン洗浄スプレーをおすすめしない理由とは?

●カビが増殖してしまう可能性がある

洗浄スプレー使用後は、すすぎ洗いをしっかりしないと洗浄液が内部に残ったままになります。残った洗剤に汚れやホコリが付着するとカビの栄養源となり、カビを増殖させてしまう可能性があります。写真の白い汚れは洗剤成分が残ったまま、カビが繁殖している状態です。掃除するつもりがかえって逆効果になりかねません。

 

●そもそも綺麗にならない

エアコン洗浄スプレーの芳香剤の成分によってニオイを一時的に誤魔化しているだけで、汚れやニオイの原因を解決できるわけではありません。スプレーから出る泡や香りによって気持ち的にはスッキリしても実際に内部はカビや汚れが残ったままの状態なのが現状です。

●故障やショート、火災が起きる可能性がある

誤って内部のモーターや基盤など電装部品に洗剤がかかると、故障やトラッキング現象による火災の危険があります。

独立行政法人nite(ナイト)製品評価技術基盤機構もエアコン内部洗浄による事故に対して注意喚起をおこなっています。

エアコン内部洗浄による火災動画

※nite(ナイト)製品評価技術基盤機構HP(動画)より

●水漏れを起こす可能性がある

エアコン洗浄スプレーで掃除するとホコリが塊となってドレンホース内で詰まり、水漏れを起こす恐れがあります。

エアコンクリーニングはプロに任せるのがおすすめ

熱交換器(アルミフィン)

フィルターを外すと見える、熱交換器。アルミでできた薄い板がたくさん縦に並んでおり、空気の温度を変える役割をしています。
この部分に粉塵やホコリなどが詰まるとエアコンが効かなくなったりします。内部の奥の汚れまでしっかり洗浄できるよう外せるパーツはすべて外して、洗浄はエアコン専用の高圧洗浄機を使って適切な圧力で洗浄していきます。※お掃除機能付きの場合は、お掃除ユニットまで完全に外して洗浄を行います。

シロッコファン(送風ファン)

エアコンクリーニングというと熱交換器(アルミフィン)を掃除するイメージがあるようですが、カビや雑菌はエアコン内部にある筒状のシロッコファンから送風口にも繁殖します。
当然、カビのニオイの原因の一つですので、ここを綺麗に洗浄しなければ改善できません。

各パーツ洗浄

外したカバーやフィルターなどのパーツは、一つずつ丁寧に手洗い洗浄します。

 

 

クリーニング後の汚水

日常の空気中の汚れやホコリを吸い込んだエアコンの中は、想像以上に汚れています。
フィルターのホコリ、アルミフィンの目詰まり、エアコンの内部はカビ、ダニ、細菌、花粉、ホコリでいっぱいです。
エアコンクリーニングで出た汚水は、ご覧の通り真っ黒・・・。
この正体はカビです。色の濃さはカビの量に比例します。
エアコンクリーニングでアレルギーから家族を守りましょう。

   

フィルター自動掃除機能付きエアコンはお掃除が必要なのか?

お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要です

「高性能」や「自動掃除機能」という言葉に安心していませんか?

自動掃除機能付きと言われたら誰でも自動で掃除してくれる便利な機能だと思ってしまいます。しかし、実際に自動でお掃除してくれるのはフィルター部分だけなのです。エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)や送風ファンまでは自動で掃除をしてくれません。使い続けていくうちに内部でカビや臭いが発生しますのでスタンダードエアコンと同じように定期的にクリーニングが必要になります。

これからエアコンを購入または検討している方へ

お掃除機能付きエアコンはフィルター部分だけを自動でお掃除してくれる機能です。
フィルターだけでも自動で掃除してくれるなら便利と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、高価なエアコンにもかかわらずメリットは少なく、むしろデメリットの方が多いのが実状です。下記にお掃除エアコンのデメリットをまとめてみましたので、エアコンを買い替えをご検討の方は参考にされてみてはいかがでしょうか?

【フィルター自動お掃除機能付きエアコンのデメリット】

  • 設置状況によっては分解クリーニング(お掃除ユニットが外せない)できないことがある
  • フィルター表面を軽く撫でる程度の掃除で、ホコリがほとんど取れていない
  • 一般壁掛けエアコンと同じく、定期的にフィルターとダストボックスの掃除が必要になる
  • 複雑な構造で故障も多く、長持ちしない
  • 修理やクリーニング費用が高い
  • ノーマルエアコンと比べて電気代がかかる

メリットはエアコンの買い替えを検討されている方は、参考にしていただければ幸いです。

お掃除エアコンの方が高価でハイスペックと呼ばれている分、エアコンの効きも良いのでは無いかと思われる方も多いです。しかし、冷暖房の基本的構造はどちらも同じで、お掃除エアコンの方が良く冷える(暖まる)ということはありません。

エアコンの冷房効率をさらにUPさせるには遮熱フィルムがおすすめ

遮熱フィルムを貼るだけで窓際の温度がマイナス5℃以上も!

室内に入る熱の約70%以上は開口部(窓)です。窓ガラスに遮熱フィルムを貼ることで開口部(窓)からの熱の侵入を抑えることができます。フィルムの種類にもよりますが、体感として窓際の温度でマイナス5℃以上にもなります。温度変化を小さくすることでエアコンが効きやすくなり、快適空間を維持できるようになります。エアコンもフルパワーで運転しなくて済むため、省エネ・節電に繋がります。

エアコンとガラスフィルムの役割

●遮熱フィルム=室内に熱を入れない

●エアコン=室内の温度を調節する

遮熱フィルムとエアコンとの相性はバツグン!

遮熱フィルムとエアコンの特性を上手く組み合わせることで効率的に室内を快適温度にすることができます。

ガラスフィルムについてもっと詳しく知りたい方はこちら▼

https://daikichi-life.com/glass-film/

(弊社関連事業HPへ移行します)

ガラスフィルムのお問い合わせや施工依頼につきましては、どちらのホームページからでも受け付けております。

遮熱フィルムの体感キットやサンプルもご用意しています。ご興味のある方はお気軽にご相談下さい♪

クリーニング料金表

一般壁掛けエアコン(お掃除機能無し、ノーマル) 13,200円(税込)

2台以上、もしくは他メニューの同時申し込みで、1台11,000円(税込)となります。※ダイキンrisoraは対象外

※繁忙期(目安:5月~7月、11月~12月)は受付台数を2台以上に制限させていただく場合がございます。

【作業範囲】
カバー/フィルター/アルミフィン/ドレンパン/シロッコファン

【クリーニング時間(目安)】
1時間


フィルター自動お掃除機能付きエアコン 19,800円(税込)~
※機種によって料金が異なります。
※取付状況によっては分解ができない場合があります。事前にメーカーと型番、設置状況(天井から○○センチ、壁から○○センチ)をお教えください。

※繁忙期(目安:5月~7月、11月~12月)は受付台数を2台以上に制限させていただく場合がございます。

【作業範囲】
カバー/フィルター/お掃除ユニット/アルミフィン/ドレンパン/シロッコファン

【クリーニング時間(目安)】
2時間~3時間


オプション

防カビコーティング 3,300円(税込)

安全性の高い、高品質の防カビ剤を使用しています。
細かなカビ抑制粒子をエアーブラシでアルミフィンの奥までしっかり吹きつけて密着させます。
他店でよくあるスプレーでシュシュっとやる簡易施工とは違います!

■ドレンパン、シロッコファン脱着洗浄 3,300円~8,800円(税込)

通常の洗浄方法ではノズルが届かない裏側など、ドレンパンやシロッコファンを外して分解洗浄する方法です。より細かなカビや汚れが気になる方にはおすすめです。※一部対応していない機種もあります。

  

室外機クリーニング 5,500円(税込)

室外機は必ずしもセットでクリーニングする必要はありません。
室外機の裏側にある熱交換器(アルミフィン)がホコリや種、土などで目詰まりを起こしている場合は、熱交換率が下がり能力低下に繋がるため、クリーニングをおすすめします。
室外機は室内機と熱のやり取りをしているだけで、空気のやり取りはしていません。
見た目が汚れていても、室内にカビや汚れた空気が行くことはありませんのでご安心下さい。
※天井吊り下げ、壁掛け式の室外機はクリーニングする事ができません。

消音バルブ取付け(本体・取付込) 3,300円(税込)

気密性の高い住宅(高級マンションなどに多い)の場合、空気の通り道が少なく、室内と室外の気圧差によってエアコンからポコポコ(ポンポン)と音がする場合があります。
エアコンのドレンホースに外気の進入を防ぐ逆止弁バルブを取り付ける事で改善できます。

注意事項
  • 作業前までに作業場所周辺のお荷物のご移動をお願いします。
  • 作業の様子や洗浄結果の写真を撮ることがございます。写真は弊社HPや各種広告で使用させて頂きますが、お客様個人が特定できるものではございません。撮影NGの場合は事前にお知らせください。
  • 保証対象機種につきましては、製造年数より7年以内(お掃除機能付きエアコン)、10年以内(ノーマルエアコン)のものが対象となります。保証期間はクリーニング後から1週間となります。
  • 故障(異音、エラー表示、動作確認ができない)している場合は、作業をお断りする場合があります。
  • 製造より15年以上経過しているエアコンはクリーニング不可となります。
  • 当店では、修理、部品交換などのサービスは行っておりません。