こんにちは、ダイキチの高木です。先週11/9~11/21まで東京ビッグサイトにてビルメンテフェアが開催されていました。
今回、RSA Japan(復元型ハウスクリーニング、石材研磨)の講師として来場者の方々に、講習内容のキズや酸焼けした大理石の復元再生と鏡の水垢取りの様子をご覧いただきました。興味のある方には実際に体験をしていただき大好評でした。
キズや酸焼けで艶を失った大理石の復元再生
御影石や大理石などの石材は、エントランスや商業施設などのトイレで使われています。
大理石の主成分は炭酸カルシウムで、これが酸と反応すると溶けたり曇ったりしてしまいます。
レモンや酢、炭酸飲料など、またこれらをまとめてゴミとして天板や床に置いておくと艶が失われたり、白く濁る、シミになるといったダメージが起こります。
こうしたキズや酸で焼けた状態を復元作業(レストレーション)によって艶と質感を取り戻し、元の状態へ戻していきます。
コーティングとは違うため、違和感なく自然な仕上がりになるのが復元作業の良いところです。
御影石、ライムストーン、大理石など石材の種類や作業工程によって仕上がりも異なるため、高い技術と経験が求められます。
RSA石材講習セミナーでは、石材の種類からハンドポリッシャーの使い方など、基礎となる部分をしっかり学ぶことができます。
鏡の頑固な水垢汚れの除去
浴室の鏡の水垢除去については、来場者からも非常に多く相談をいただきました。
水垢は住んでいる地域(場所)によって硬度が異なるため、水垢の付着状況によって洗剤や道具の組み合わせも変わってきます。
関東地方は硬度が高めで、とくに千葉県は硬水の地域が多いように思います。
今回、デモンストレーションで使用した鏡は千葉県の住宅で使われていたもので、非常に頑固な水垢が付着していました。
鏡の一部を磨いて、ビフォーアフターの違いが分かるように実演しました。
素材を傷めない!本来の質感に戻す復元型ハウスクリーニング講習はRSAJapanへ
RSA Japan(Restoration Sciences Academy Japan)は、本場アメリカのレストレーション技術を日本で取り入れ、石材からハウスクリーニング、消臭、カーペット洗浄などのレストレーション(復元/修復)技術を学べるスクールです。
IICRC(国際清掃・復旧の認定団体)の基準に準拠し、科学的根拠に基づいた「科学サイエンス」と「実践技術」を融合させた教育が特徴です。
講座(コース)の内容
私が担当する石材、ハウスクリーニングの講座内容になります。
講師陣は全員現役の施工者で、理論だけでなく実際の現場で直面する様々な課題も相談することができます。
・復元型ハウスクリーニング(Restorative House Cleaning)
素材・汚れ・洗剤・施工方法などを科学的に学び、実践を通して技術を身につけることができます。
・石材研磨(Stone Polishing)
石材の種類を見分け、研磨・補修技術を身につけることができます。
講習場所と日程について
講習場所は千葉県花見川区となります。石材研磨コース、復元型ハウスクリーニング講習は2日間で行います。
ここ最近は受講希望者が多く、すでに来年2月の復元型ハウスクリーニング講習(定員16名)は満員御礼となっています。
2月以降の各講習につきましては日程が決まり次第、RSA Japan公式ホームページでお知らせいたします。
RSA Japan 講座スケジュールについて詳しくはこちら(RSA Japan公式ホームページ)






















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