こんばんは、店長の高木です。
連日、RAYエアコンのクリーニングが続いています。
そんな中、RAYエアコンから水漏れや水滴が飛んでくるといったご相談も増えてきておりますので、今回は汚れが原因の可能性があるケースと対策についてご紹介します。
水漏れや水滴が飛んでくる症状は、RAYエアコンに限らず一般のエアコンでも起こる可能性もありますので、気になる方は最後までご覧ください。
東京都杉並区T様|長府製作所RAYアコンの水漏れ
型番:RAY-4037
症状:エアコン本体から水漏れ
考えられる原因:ドレンパンの詰まり
こちらは2012年製のRAYエアコンです。
最近、エアコン本体(室内機)から水漏れするようになり、メーカーに修理を依頼したところ故障や破損はなく、恐らく汚れが原因でドレンパンが詰まり水漏れを起こした可能性があるとのことでした。
本体を分解してドレンパンを外してみると、埃やカビなどの汚れが蓄積して水が溢れたような跡がありました。
この10年間、一度もクリーニングしていなかったようですので、汚れによる詰まりが原因で水漏れが起きたということも十分考えられます。
【分解クリーニング後】↓
熱交換器、送風ファン、ドレンパンなど外せるものは外してAC専用の高圧洗浄機で丁寧に洗浄します。
洗浄した汚水はご覧の通り・・・真っ黒です。。
RAYエアコンのクリーニングは対応できる業者も少ないため、クリーニングを先延ばしにしてしまうケースも多く、ほとんどのRAYエアコンがこれくらい汚れています。
クリーニング後の試運転では、水漏れは確認できませんでした。ただ、クリーニング直後では改善したかどうか判断するのは難しいため、お客様にはしばらく様子を見て頂くようお願いしました。
千葉県柏市K様|長府製作所RAYエアコンから水滴が飛んでくる
型番:RAY-4037
症状:エアコン本体の吹き出し口から水滴が飛んでくる
考えられる原因:前業者による洗浄不足
こちらのお客様は前回、CMでお馴染みの某大手チェーンにクリーニングを依頼されたそうですが、クリーニングしてから半年も経たずにエアコンの吹き出し口から水滴が飛んでくるようになってきたそうです。
当店が分解してアルミフィン(熱交換器)を洗浄した際に、異常なほどの洗浄泡が発生。つまり、洗浄不足によって洗剤や汚れ(カビ、ホコリなど)が十分に洗い流されておらず、アルミフィンが目詰まりしていた可能性があります。
アルミフィンが目詰まりしていると、室内の空気を吸い込む力がダウンします。するとエアコンの内部で空気が必要以上に冷やされ、部屋の暖かい空気とぶつかって結露が発生しやすくなります。発生した結露は、下で回転する送風ファンによって吹き出し口から水滴となって飛んできます。
こうした洗浄不足は、水漏れトラブルだけでなく、金属パーツやネジを腐食させたりしてしまう可能性もあります。とくにRAYエアコンは、ドレンパンの下に風向板を動かすモーターがあるため、ドレンパンをつけたままの状態でクリーニングしてしまうとモーターが錆びたり故障してしまう可能性があります。
今回外したパーツや本体はもう一度入念に洗浄・すずぎを行い、復旧いたしました。
クリーニング後の汚水はご覧の通りです。お客様の使用状況から見ても半年程度でここまで汚れることはありません。
エアコンの水漏れトラブルを防ぐ有効な対策とは?
・市販のエアコン洗浄スプレーは使用しない
・経験豊富なプロに依頼する
・定期的にエアコンクリーニングする
市販のエアコン洗浄スプレーは使用しない
エアコン洗浄スプレーのガス圧では何本あっても綺麗にすることはできません。
本来ならば、エアコン洗浄した後にリンス剤を使ってすすぎ作業をしますが、エアコン洗浄スプレーでは行いません。
そのため、洗浄液の成分がアルミフィンなどに付着してベタベタした状態になるため、汚れをつきやすくさせてしまいます。
過去にはエアコン洗浄スプレーが原因(電装部品に洗剤が掛かりショート)で火災になったケースもあります。
空調メーカーのダイキンのホームページにも「エアコン洗浄スプレーは使用しないで下さい」と書かれています。
経験豊富なプロに依頼する
某大手ならCMもやっているから安心!?本当にそうでしょうか?
大手チェーンの中でも素晴らしい技術を持った方もいらっしゃると思いますが、全員とは限りません。
下請けやアルバイトの人がユニフォームを着て作業するケースも多く、その人によって技術や仕上がりに大きく差が出ます。
とくに一条工務店の床暖房と連動しているRAYエアコンのクリーニングは、特殊なエアコンということもあり9割以上の業者はお断りします。技術的に不安ならば正直にお断りすればよい、それもプロとしての判断だと思うのですが、大手というプライドなのか、それとも過信なのか、無理やり分解してしまったために故障させてしまうケースが多発しているようです。
エアコンクリーニングは、構造をよく理解している実績豊富なプロに依頼することをおすすめします。
定期的にエアコンクリーニングする
エアコンに詳しい専門のプロのクリーニングによって、内部やドレンホースの詰まりを防ぐことができます。また、定期的に継続して行うことで予防することができます。
お部屋にあるエアコンでどれを優先してクリーニングしたら良いのか迷われる方も多いと思いますが、まずはリビングのエアコンをご確認ください。
リビングは人の出入りがあり、エアコンの使用頻度も多くなります。また、キッチンに近く調理中の煙を吸ったりするため、家の中にあるエアコンで一番汚れやすいです。
リビングにあるエアコン(RAYエアコン)は、2年に一度はクリーニングすることをおすすめします。
RAYエアコンのクリーニングなら埼玉のダイキチにお任せ下さい
当店では、RAYエアコンだけで年間80台以上のクリーニング実績があります。
もちろん、RAYエアコンだけでなく一般のエアコンクリーニングも行っております。
当店は、日本エアコンクリーニング協会にも加盟しており、正しい手順に従ってクリーニングを行っておりますのでご安心下さい。
※長府製作所のRAYエアコンクリーニングは、首都圏を中心に多くのご依頼をいただいております。営業エリア外への出張対応も可能ですが、別途出張費用が掛かることをご理解の上でご検討いただきますようお願いいたします。
お問合せやご予約はダイキチ公式LINEが便利です♪忙しい方もLINEならスムーズなやり取りが可能です!
ご質問や依頼内容をフリーメッセージにて送信して下さい。型番などがよく分からない場合は、お写真を撮ってそのまま送って頂いても構いません。
しつこい営業メールなどはありませんので、とりあえず登録しておくだけでもOK!汚れで困った時に当店を思い出して頂けると幸いです。
この機会に是非ご登録をお願いします!
LINE友だち登録はこちら▼
お電話の場合は0120-707-261まで
お電話には出れないことが多いため、なるべくお問合せフォーム、LINEにてご連絡をお願いします。
営業電話が多いため、折り返し電話はしておりません(留守電を除く)
コメントを残す